あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

役割というもの。

何だろ、目立ちたいと恥ずかしいの境目。

中学の頃、何でだか、文化祭で踊った。

3年?いや、2年の時だったか?詳しくは覚えてないけれども

とにかく、女子10名で、そのポジションでもめたことだけ

鮮明に覚えている。

前列4名、後列6名、その中でも、センターポジションで。

出来れば、私は参加自体したくなかったので

当日熱をだしてみようかとか考えてはみたが

何だかそれも他のみんなに悪いので、へいへいと大人しく

していた。ひっそりと。

が、しかし、言いだしっぺのKが

やだ~♪前の真ん中は恥ずかしいっ♪

と、ここに来て、のたまう。

本とは、K自身そこに立ちたいのは明白。

皆、了解済み。しかし、皆、人がいいのだか

めんどくさいのだか、

やっぱり、Kじゃないと

とか、延々やっていた。いいかげん、家に帰りたくなったので

じゃあ、私がそこ立とうか?

と、試しに石を投げてみた。

Kはあわてて、あーでもない、こーでもないと始める。

じゃー、ソレでいいじゃんと、最初の案通り決まった。

 


ミーティング(?)の後、参加者の1人、Iより

しみじみと、お礼を言われた。

何だか、青春だなと思った。