あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

アルバム。の話。

片付けとかすると出てくる、卒業アルバムってあるじゃないですか。

中学の卒業アルバム見るとね、濃いなーと思うわけです。はい。

いや、うっすいんですよ、実際はね。

でもね、中学時代が1番人種の坩堝というか何というか日本語変ですが

私的には、人間関係とかにおいて濃い時代だったんですね、学びの時というか。はい。

 

高校ってある程度、似たようなというか話してても通じやすいというか

楽というか何というかそういう感じがあったんですよね。

ぽよよーんとしてたというか。はい。

実際、同じ中学から進学した男子に言われたことありましたもんね。

 

何か、私さん、丸くなったよね。話しやすくなった。

 

ってね、いや、体型的な話ではなくて、表情とか雰囲気とかの話ですよ。えぇ。

何でも、中学時代の私は男子からみると怖かったらしいです。

話しかけるなオーラが出ていたと。

本人は、そんなつもりはないんですけどね、でも、確かにアルバムの中の私は

厳しい顔だな。実際。

色んな家庭環境の子がいますもんね。当然です。

特に私が通ってた中学は時代的なものもありますが、近隣地域の中でも

当時1番、教師が赴任したくないと言われる学校だったんですね、えぇ。

全盛期よりは数年後の年代なので、実際の中の人は全盛期程ではなかったかと。

その分、ひとりひとりが濃くてね、私的には印象深いんですよ。えぇ。

色んな子がいて。

給食の箸が自分のだけないと言えなくて涙を流す中学男子。とか。

それをさりげなくフォローする中学男子。とか。

集団を形成しているボス的な女子とか。軍団と呼ばれる男子グループとか。

密かに世界征服を企んでた子とか。想像だけで官能小説を書いてる女子とか。

真面目な子とか。大人の階段を先にのぼってる子とか。

好きなアニメの話で盛り上がってる男子グループとか。留学に備えて

英語頑張ってる子とか。突き抜けて芸能人並みの容姿の男子とか。

頭良すぎてもったいない気がする子とか。保護者と恋愛関係の教師とか。

学校休んでるなと思ってたら違うとこに収監されてたとか。親が薬関係で

拘束されて新聞にのっちゃったとか。

子供ではどうしようもない環境の子もいたり、でも、みんなそれぞれ生き抜いてた。

何かね、無理に合わせようとか、そんなの無理!な中学だったのでね。

それで、私も毎日気を張る状況があったのだと思うんだよね。

でさ、学級委員とか大体男子が長の事が多いんだけど私の年代は自然に

女子が長だったんだよね。で、中間子の良いところというのかどうか

微妙だけど、3女の私はどこにも属さないマイペースぶりをいかんなく

発揮してたのね。

で、その時代は、そういう子が長に選ばれやすかったのですね、推薦とかで。

しがらみみたいのが少ないから。

実際、学級会とかさ、誰も意見出さないし、出さないのに後であーだらこーだら

言う子がいたりとかあるわけね。文句だけとかね。

だからね、ビシビシとクラスメイトに意見を求めたり、ある程度、その子の傾向が

見えてるから、後で文句言う子に先に意見出させたり、実際言いたいことがありそうな

顔してるって前にいると気付くことあったりして

でも、当時の中学生って人前で何か言うのって、どう思われるかわからないから

なかなか言えない時期の子もいるじゃないですか。

でも、強制的に求められたら言いやすいとかあるでしょ?多分。

で、そういう風に意見求めたりして、なるべく全員が緊張感を持つように

自分は関係なーいて顔してないようにしてたんだよね。腹立つからね。(自分本位)

 

そしたら、教師の方が勘違いして、より広範囲な生徒総会とかの議長とか押し付けてくるはめになったりとかで、後悔したり。

とにかくメンタル強いと思われてたんだと思うのよね。はい。

 

でもさ、そんなに強いわけないよね、同学年だけならまだしも先輩とかいるんだよ?

ものすご、意地悪な突っ込みとかしてくるのよ?人前で泣かせようとしてるだけなんじゃ?て感じの。実際、私泣きそうよ?

でも、全校生徒の前で涙見せるの、悔し涙だけだけど、誤解されそうで腹立つからね。

 

冷静に、その意見は後日検討させてもらうという事にします。とか言ってたのよ。

 

で、自分の出番終わってね、席ついたらね、クラスメイトが

 

頑張ったね!

 

って、口パクで、ニコってしてね、何か、その途端、涙腺崩壊。

やばっ、涙出てると下向いてたら、隣の席に座ってた別のクラスの男子が

机の下で、ハンカチ渡してくれたんだよね。

 

そういう人がいるってとても救われます。はい。

 

だから、一瞬でもわかってくれてる人がいるって実感するのは大切なことだなぁと。

 

アルバム見るたびに思います。はい。