あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

うちの男児のこと。5歳の頃。葛藤。

こんにちは。

雨ですねぇ。寒い。

以前書いたものより。

 

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先日、こども園の帰り道、車の中での会話より要約。


年長組の女の子が鼻血を出したとのこと。
その話をしていたら、急に記憶が蘇ってきたらしく5歳児が黙る。

どうしたんだい?と聞くと


しばらく前、こども園でみんなで室内で遊んでいる時、隣で一緒に遊んでいた年長組のクラスの男の子の鼻に
うちの5歳児が持ち上げた積み木がぶつかってしまい、鼻血が出たことがあったらしい。
保育士さんからも全く報告されなかったから大事にはいたっていないと思う。
が、それまでなら5歳児から話すことなのに、その日は5歳児も逃避状態で
記憶が一時的になかったのか、母がしつこいから話すのが嫌だったのか
とにかく話には出なかった。


が、急に記憶が鮮明に蘇ってきたらしく、

鼻血は止まったけど、すぐにその場で、ごめんなさいと何度も謝ったけれど、

いつものようにいいよとの返事は一度も貰えなくてどうしたら許してもらえるのか

わからない苦しい気持ちが蘇ってきたらしい。


次の日には、また普通に一緒に遊んでたりして、今も特に問題なく話したり遊んでいるそうなんだが、

うちの5歳児はその時のことを思い出すと自分の中で気持ちに決着がつかないとのこと。

私が、鼻血の時は痛いしびっくりし過ぎていいよって気持ちにならなかったんだよ、

でも、今、一緒に遊んでるんなら許してくれてるんじゃない?

気になるんなら、またこの前はごめんね。て言ってみれば?と言うと

 

「僕も色々考えて頑張ってるんだから、かぁちゃんはそのことは
 色々僕に言わないでいいから、思い出すと息が苦しくなるから、 もう言わないで。
 あぁ~、ヒライ神がついてくれたらいいのになー。」

とのこと。


いやなことを忘れたいのなら、忘れん帽ではないのか?と聞いてみたけど、

「いいやヒライ神!」

なんだそうだ。

思わず、帰って妖怪大辞典を確認しましたよ。

 

ヒライ神:雷を集めて自由に操る妖怪。どんなに厄介なトラブルも避雷針のように受け止める。最近引き受けすぎて肩こりが気になるらしい。(妖怪大辞典より)


忘れん帽:人の頭にスッポリとハマってその人の記憶をむしゃむしゃと食べてしまう。嫌な事を忘れさせてくれることもある。(妖怪大辞典より)

 

母の反省:勝手に解釈したがるな。