あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

傘、いちごポッキー、そして自己嫌悪。

こんばんは。
何かね、思いだしついでに何でいっぱいいっぱいだったのか、
一つだけじゃないんだけど、一つは自分の心の狭さが受入れ難く自己嫌悪してたこと。

高校に入学してさ、そこそこ新しい友達も出来たりしてた訳です。
でさ、私、ザ1年生!(小学生)って感じの黄色い傘が当時好きで
わざわざ自分で新しく買って使ってたんですよ。
で、密かにひとりで楽しんでたんです。
クラスの傘立てに私の黄色いジャンプ傘。

そしたらさ、ある時、気付いたんですよ、クラスの傘立てに同じタイプの青い傘があるの。
何かね、これはヤバいって感じてしまったんです。
絶対、黄色い傘が私のだってわかってやってるよねって。
ダメなんですよ、そういう意思表示。
本能的に合わないだろうなって感じてしまって。

案の定、そういう意思表示だったんですよね。
好青年を絵に書いたような外見であり、性格も外見と違わず
男女共に信頼されてて、彼と同じ中学出身の、彼を一途に想う女子もいたりの正しい男子。
課外活動で同じ班になり話すようになって、おやつのいちごポッキーを
受け渡す時は、お互いの心臓の音聞こえるんじゃないかくらいに
ドキドキした瞬間を共有していたにも関わらず、です。酷いよね。

あぁ、ダメだ。
どうしてもダメだ。
渡り廊下で告白されて、傘の件がなかったら付き合ってみようかと
決心したかも知れないけど、傘の件が引っ掛かりどうしてもダメでした。

理由は付き合っている人はいないけど、好きな人がいる。と言いました。
たかが傘で人を受入れられない、そんな自分を受入れられずに自己嫌悪。

まさしく、自意識過剰の思春期だね。はい。