あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

父とは。3

こんちは。

ついでに、前に書いたものを置いちゃいます。

 

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さて、私は釣りが好きなんです。はい。
突然の自分語り、まぁ、酔っ払いの独り言。
時たま、昔話なんぞしてみたい時があるのです。
そんな日、そう、本日。

何故に釣りが好きなのか?
その理由を突き詰めていきたい、いや、つれづれなるままに
紫式部より清少納言が女性には好かれているのは何故?
いやいや、だって清少納言って面白そうな人なんですもの、ねぇ
そう思いませんこと?
と、話はつきませんが、いってみます。

今宵のトモは、1番搾りと生タマネギときゅうりのみのマリネ。
さて、はじまり、はじまり~。

 

私7歳、妹5歳。
ある夏の夕刻
今日も、父のトラックの助手席をめぐり抗争が勃発中。
といっても、普通車なので、運転手含め3人座れるのだが
父の横が何しろ狙いなのである。
日が暮れないうちから、せっせと自分達でミミズを使用済みの缶詰に
集め、夜のお出かけに備えるのである。
その日は、匂いでわかるのだ。
父は、夜釣り用にガス搭を用意するので、その匂いですぐにわかるのだ。

おっしゃ、今日は行く日だ!

と、感知されると私と妹はソワソワしだす。
父のたまーの楽しみの夜釣りに足手まといのお子達。
何しろ、お子に夜釣りは危険がいっぱい。釣りどころじゃあない。
そりゃ、普通に連れて行きたくないさ。
で、母、ばーちゃん、姉達も手伝って、父をこっそり
送りだすのが我が家の思いやりってもんである。

が、下2人、何が何でもついていきたい。
だって、子は4人、母とばーちゃんもいる。
父を独り占め出来るのは、夜釣りのときくらいしかないのだ。
とはいえ、妹は末っ子なので、寝るときは父と母の部屋。
少しは3女に遠慮しなさいと思うのだけれど、そんなの関係ない!
の末っ子、お子だから仕方がない。

で、お子2人とも必死に、トラックによじ登り、仕方ねぇなぁと
父が連れて行ってくれるのを常に狙っているのである。

かくして、2人はうまくトラックに乗り込んだ。

現地着

今日は川で、どもくろとはやんぼ狙いである。
夜釣りなので、アタリがわかるように鈴をつける、そのチリンチリン
ぐあいで、アタリを聞きわけるのである。
そのじーぃっと耳を澄まし息を潜め、3人で待つ雰囲気。
これが、ドキドキワクワク。
ものすご、興奮するのである。
たまに、竿の方でアタリがさっぱりの時には、
魚つきもする。
ピュッと浅瀬に寝ている魚をつくのである。
どもくろは主にこの魚つきでないととれなかったりする。

そしてまた、その解説をしてくれる父との時間が楽しいのだ。

きっと、コレが釣り好きになった大きな要因だと思う。

その後は、一緒にしたことないなぁ、
今、父はカメラに凝っているらしい、妹がいいカメラ
プレゼントしてたなぁ。


と、いうことで、我が姉妹(特に下2人)は
ファザコンなんだな、うん。