１０人中９人は、綺麗というであろう女性がおりました。
３０を少し過ぎた頃、久しぶりに深い話をしたのです。
すると、なんと一度結婚したのだと言うではありませんか。
はぁ？あなた、２年前はそんな話ちこっとも聞かなかったではありませんか。
しかし、確かにしたのだと、しかし消しゴムで消したい過去なのだと。あの時は、もう病気だったのだと。
何でも、何が何でも３０歳までに結婚したかったのだと言っておりました。
ええ、多分、２人で付き合う分には支障はないのだけれど、結婚となると多分うまくはいかないのがわかってはいたのだと言います。４年の付き合いの中でもソレはわかっていたのだと。
しかし、強迫観念とでも言うのでしょうか？友人知人からたまに送られてくる
結婚しました！葉書を見るたび、それは、もう義務のように感じられたのだと、しかし、その写真に写る相手の容姿も重要なんだと。
で、相手の何が好きだったの？と聞くといや、わからん、しいて言えば、顔。
１０人中９人がかっこいいというであろう顔が良かったのかもと。
ソレが重要だったのかもと。”ほら？結婚しました！葉書って割と相手の人の顔とかで判断されるじゃない？”彼女は言います。
いいえ、そんな判断したことないのですけど、というより、逆にそうなのですか？と問１。
いや、よくわからないが、付き合って約４年、式挙げて籍入れて一緒に暮らして１週間で脱走、正式に籍抜けるのを承諾慰謝料やら何やらその他モメモメで、半年がかり。
大変でしたね。まぁ、全ては、彼女が自分で決めたことなんだけども。
ちなみに私、結婚したての年賀状、結婚式の写真入りでなかったら、親戚、友人よりクレームが殺到。
出したほうが喜ばれる場合もあるようです。はい。
