ある日のこと、我が妹より
『ねーちゃん、こん中に文通したい人がおったら手紙書いて』
と、5通の手紙を渡されました。
何でも、我が妹のクラスメイトTちゃんが某雑誌に
ペンフレンド募集広告を出したら予想に反し、多くの応募が
あって、Tちゃんが気があいそうな人数名を選んで
後の人は、クラスメイトに数通ずつ渡したとのこと。
『じゃけんが、こん人はTちゃんに手紙をだしたっちゃろ?
じゃあ、Tちゃんとして返事書くと?変じゃが、そりゃ。』
『んにゃー、手紙がいっぱいきて返事を書けんから、
返事ださんよりいいやろーってよ。あ、Tちゃんじゃなくて
自分でいいかいよ。』
いいのか?何か違う気はするけど?
と、思いつつも、ありのままに事情を説明した文章と
自己紹介と少し楽しめる話題をそえて返事を書きました。
ええ。相手は我が妹と同い年の女子。明るい感じの文章を書く子でした。はい。
その子からも、返事がきてました。
Tちゃんは、その後が気になるらしく、その返事もみせて♪と。
で、数日後・・・。
『ねーちゃん、あんよね、こんまえ手紙書いた子おったがや。
Tちゃんがよ、やっぱり、あん子の手紙は、おもしろいから、自分が文通するってよ。』
はぁ?
開いた口がふさがらないとは、こんな心理状態のことをいうのでしょうか?
ま、Tちゃんらしいね。
と妹と2人で話した文通の思い出。