あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

文通の話。2

ある日のこと、我が妹より

『ねーちゃん、こん中に文通したい人がおったら手紙書いて』

と、5通の手紙を渡されました。
何でも、我が妹のクラスメイトTちゃんが某雑誌に
ペンフレンド募集広告を出したら予想に反し、多くの応募が
あって、Tちゃんが気があいそうな人数名を選んで
後の人は、クラスメイトに数通ずつ渡したとのこと。

『じゃけんが、こん人はTちゃんに手紙をだしたっちゃろ?
 じゃあ、Tちゃんとして返事書くと?変じゃが、そりゃ。』

『んにゃー、手紙がいっぱいきて返事を書けんから、
 返事ださんよりいいやろーってよ。あ、Tちゃんじゃなくて
 自分でいいかいよ。』

いいのか?何か違う気はするけど?
と、思いつつも、ありのままに事情を説明した文章と
自己紹介と少し楽しめる話題をそえて返事を書きました。
ええ。相手は我が妹と同い年の女子。明るい感じの文章を書く子でした。はい。

その子からも、返事がきてました。
Tちゃんは、その後が気になるらしく、その返事もみせて♪と。


で、数日後・・・。


『ねーちゃん、あんよね、こんまえ手紙書いた子おったがや。
 Tちゃんがよ、やっぱり、あん子の手紙は、おもしろいから、自分が文通するってよ。』


はぁ?


開いた口がふさがらないとは、こんな心理状態のことをいうのでしょうか?

 

ま、Tちゃんらしいね。

 

と妹と2人で話した文通の思い出。