あんよね。

片面印刷チラシの裏みたいなもの。

下剋上は成らず。の話。

次女の話をしてみよう。 いや、今までも結構書いてるけど。はい。
多分、みつかっても、次女はキコ様のように微笑んで許してくれるに違いない。
彼女は姉なんだけど、同じ中間子だからということもあるのか姉妹というより

私的には同士的なところが大きいのだ。

 

話は、随分前、幼児の頃まで遡る。


ある日の夕食風景より。

 

次女  「おかーさん、このニクいっぱいいれてね♪」
    (コンニャクをさしながら)

母   「はいはい。いっぱいね。」
    (あえて突っ込まない)

3女  「肉は入っちょらんがね。ねーちゃん。」
    (とりあえず突っ込まないと気がすまない)

次女  「ここん、はいっちょるがね。」
    (コンニャクをさしながら)

3女  「どこにもないがね。」
    (まだ、突っ込む)

次女  「これは、ニクじゃないとね。ニクじゃがね。」
    (少し、エキサイト)

3女  「これは、肉じゃないがね。コンニャクじゃがね。」
    (かなり、エキサイト。固有名詞にうるさい)

次女  「これは、ニクじゃがね。」
     (涙がいっぱい)

3女  「肉じゃないがね、コンニャクじゃがね。」
     (しつこい)

長女  「これは、コンニャク。」
     (永遠につづきそうなので助け舟)

次女  「うちは、ニクが好きと!これは、ニク!うわーん。」
     (号泣)

父   「まえん、じぃちゃんにもどかされたっちゃが」
     
     注:じぃちゃん
       姉妹にとっては、ひぃじぃちゃんにあたる
       3女誕生とほぼ同時期他界

 

まだ、泣き続ける次女、父の膝に座り、頭をナデナデしてもらっている
ちょっと、悔しい3女、しつこかったことで、父に顔でメッとされる
3女、完敗。

 


結論:元はと言えば、ひぃじぃちゃんが、悪い。
   ひぃじぃちゃんが、これより前の当時まだニャクとよく発音出来なかった

   次女を可愛さ半分からかい半分でコンニャクをニクと覚えさせた結果

   また、その間違いを正しく訂正することをしなかった父母、その結果

   事件は起きたのである。

 

思うと我が家って言葉とかで比べられたことがないと思うんですよね。

姉とか妹とか友達とかを褒めてることはあっても、比べてあなたはどうだとかの

言葉は思い出せないのです。

自分の中で勝手に自分と比べてしまう気持ちはあるんだけども。ね。

だから、うちはうち、よそはよそ。

って言葉がすんなり納得できてた気がします。はい。